バークレーアカデミー留学生日誌 オーストラリアシドニーのバークレーアカデミーに留学する生徒たちの様子を日誌にしました。

アキラさんの帰国が月曜日なので今日が練習は最後の日となりました。
若い頃テニスの選手にあこがれ、その夢をかなえるために、38歳でオーストラリアにやってきました。
いつも遠慮がちでいわれるまで前に出てくることはなく、他人をつねにたて、自分の能力についてはいつでも謙虚なコメントをする人です。またいつでも周りの役にたとうという姿勢で、ビンスの手伝いをたくさんしてくださいました。（ありがとうございます。）

そのアキラさんが、1年後にはガット張りはプロ並みに上手になり（デイビットが一緒に試合に連れて行きたいというぐらい）レッスンを頼むと声がアカデミー中に響き、皆を楽しませるとてもよいレッスンをしてくれて、また練習相手にも一生懸命ボールを打ち返してくれる上、賢いテニスをする人で最高でした。
最近では短期で参加した人に、ビンスのよさを説いたりしてくれました。
皆からたくさん愛されているアキラさん。
宮崎に戻ってこれからどうするのかを考えると言っていますが、ぜひまたオーストラリアに笑顔で戻ってきてほしいと誰もが願っています。

毎日顔を合わせているので、長期留学の生徒にお別れは言いたくないものですが、ここまで帰らないで、また戻ってきてー！！と繰り返し、繰り返しすべての人から言われ続けたのは、私が覚えている限りでも、あまりあることではありません。

どうかアキラさん、この1年にアキラさんがしたことを誇りに思ってこれからの人生に生かしていってください。

一番辛いのは火曜日以降です。特にアキラさんは土曜日も日曜日もアカデミーにいましたから、いつもの場所にアキラさんがいないとき、帰ってしまったんだーと一番さみしく感じると思います。
（今日２月１３日のアキラさんとビンス。）

（到着した日２００８年２月２１日のアキラさんとビンス。）